経鼻内視鏡におけるベストな鼻腔麻酔法である「スティック法」で使用します
DPスティックでは1回(1分間)の挿入でルート麻酔が完了します
DPスティックは麻酔液を確実に鼻腔粘膜に浸潤させることができますので、鼻腔挿入1回(1分間)で十分な麻酔効果が得られます。現在、ディスポタイプスティックでは1回では麻酔効果が弱いため2回法が推奨されています。DPスティックを使用することで前処置時間を短縮することが可能となります。
DPスティックを用いた「2分間鼻腔麻酔法」
DPスティックを用いた鼻腔麻酔法の一例をご紹介します
経鼻内視鏡研究所が推奨する「2分間鼻腔麻酔法」をご紹介します。2分間で鼻腔麻酔が完了しますので、検査数が多い施設でも効率よく検査数をこなすことが可能です。
DPスティックをスコープ挿入ルートに挿入する方法
鼻痛を誘発することなくDPスティックを挿入するテクニックです
経鼻スコープの挿入ルートは「中鼻(甲介下端)ルート」と「下鼻(甲介下端)ルート」があります。各ルートにDPスティックを挿入するテクニックについて解説します。まれに「中間ルート」(中鼻ルートと下鼻ルートの間を通るルート)がありますが、中間ルートは下鼻ルートに準じた手技で挿入することができます。